コロナ第一波下でのテレワークを振り返る

2020年7月の

公益財団法⼈ ⽇本⽣産性本部の調査によれば、

2020年5月と比較し、

テレワークで働いている人は減っています。

2020年7⽉21⽇ 「公益財団法⼈ ⽇本⽣産性本部働く⼈の意識に関する調査 調査結果レポートP10https://www.jpc-net.jp/research/assets/pdf/attachment1_20200721.pdf

東京地方においては、

通勤電車もひと時よりは随分多くの乗客がいますし、

営業自粛で閉まっていた飲食店も

一部を除いて営業を再開しました。

しかしながら新規感染者数は、

ここにきて増加傾向が続いています。

そこで第二派到来(既に到来している?)に備え、

第一波で実施されたテレワークの状況を振り返り、

今後の幸せな働き方を考えていきます。

テレワークで、仕事がはかどったのか?

#SHIFYのHP「在宅勤務は生産性が低い」と感じている日本人は40%、その理由は?」https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2007/19/news016.html

コンピューターメーカー「レノボ」が

2020年5月に実施した国際的な調査では、

「在宅勤務での生産性がオフィス勤務より下がる」と

回答した割合は世界平均13%に対して

日本は40%と突出して高い数値になりました。

生産性が低い理由については、

IT機器やソフトウェアの購入と関連付けています。

1点目は「誰が購入したのか?」という点です。

コロナ禍で在宅勤務時に

必要なIT機器やソフトウェアの購入に関して、

「会社が全額を負担した」と答えた

日本人は31%で、10カ国中最低でした。

2点目は「購入金額」です。

IT機器・ソフトウェアの

「一人当たり購入金額が首位の

ドイツは381ドル」だったのに対し、

日本では自己負担の比率が高い影響もあり132ドルと、

調査対象10カ国平均の半分にも満たず

最下位だったそうです。

(※1)

内閣府のHP「新型コロナウイルス感染症の影響下における 生活意識・行動の変化に関する調査」令和2年6月21日P27 https://www5.cao.go.jp/keizai2/manzoku/pdf/shiryo2.pdf

内閣府の調査でも

「取引先とのやりとり(機器・環境の違いなど)」

「テレビ通話の質の限界」を

テレワークで不便と感じた点と回答した人が

一定数見られることからも、

ITの不足が

スムーズなテレワークの推進に多少なりとも

足かせになったことは否めないでしょう。

 しかし、7月の調査では、5月と比較して

「自宅での勤務で効率が上がった」

と答えた割合は50%に上っており、

テレワークへのノウハウが

蓄積されつつある様子がみて取れます。

2020年7⽉21⽇ 「公益財団法⼈ ⽇本⽣産性本部働く⼈の意識に関する調査 調査結果レポート」P11 https://www.jpc-net.jp/research/assets/pdf/attachment1_20200721.pdf

日本の労働生産性は、

長らく世界の先進国と比較して

劣後した状態に張り付いています。

2か月という短期間、

かつテレワーク経験者という

限定された調査ではありますが、

生産性が上がったというデータはとても新鮮に感じます。

テレワーク経験者にみられる3つの志向

調査によればテレワーク経験者には

3つの特徴的な志向があるそうです。

  • 仕事より生活を重視する
  • 地方移住に興味をもつ
  • 職業選択・副業について考える
内閣府のHP「新型コロナウイルス感染症の影響下における 生活意識・行動の変化に関する調査」令和2年6月21日P16 https://www5.cao.go.jp/keizai2/manzoku/pdf/shiryo2.pdf

「生活重視」と「職業選択・副業」の設問では、

特に大きな差異がみられます。

通勤時間等がなくなり、発生した時間の余裕を

「生活」や「新しいキャリア」に

振り向けている様子が垣間見られます。

これからの幸せな働き方

働き方のスタイルはさまざまですが、

経営側は労働の成果が上がればよいですし、

働き手は、やりがいとお給料とプライベート含め

「幸せを実感」できればよいはずです。

内閣府のHP「新型コロナウイルス感染症の影響下における 生活意識・行動の変化に関する調査」令和2年6月21日P4 https://www5.cao.go.jp/keizai2/manzoku/pdf/shiryo2.pdf

こうした中、

「今回の感染拡大を受けて、

社会とのつながりの重要性をより意識するようになった」と

39%の人が回答したことは注目に値するでしょう。

なぜなら、最近の複数の調査で、

幸せには

「世の中の役に立っていると実感できること」

「公共性の高い仕事に関わること」

が大きく関係していることが、報告されているからです。

「社会とのつながりの重要性を意識するようになった」から

「一歩ふみこんで、アクションすること」が

幸せへの一つの道筋なのかもしれません。

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参考文献

参考
※1#SHIFTのHP「在宅勤務は生産性が低い」と感じている日本人は40%、その理由は?https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2007/19/news016.html

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