9-6ブレーキも大事!良い流れの時にガチャガチャ変えるのはNG

 こんにちは、みょうじんです。今回の記事は、お客さまが少しでも来ている良い流れの時には、ガチャガチャ変えるのはNGだということを解説します。

 皆様は、ビジネスでもビジネス以外のことでもかまいませんが、良くなってきているのにもっと良くしようと思って色々変えてみたら、逆に悪くなってしまった経験はありませんでしょうか?

 たとえば、料理を作っていて途中まで美味しくできているのに、もっと美味しくできると思って色々な調味料を入れた結果、不味くなってしまい、しかも元の味に戻せなくなってしまったようなことです。

 ついつい動いてみたくなる気持ちも分かりますが、動かないほうが良い場合もあります。ビジネスでは、多大な損失につながってしまう場合もあるので、慎重に行動することや耐えることも重要です。

 今回の記事では、当社が以前失敗した経験を踏まえてどうすれば良いのか解説していきますので、皆様もぜひ参考にしてビジネスを成功に導いていきましょう。

良い流れの時にガチャガチャ変えない

 良い流れの時にガチャガチャ変えないほうが、ビジネスも上手くいくことが多くなります。

行動的な人が間違ってしまうパターン

 経営者になる人は行動派の人が多く、行き詰まったり煮詰まったりすると、何か色々行動を起こして解決策を見つけようとします。全く解決策が出ていない時や活路が見いだせない時だと、素晴らしい行動力になります。

 しかし、ちょっとでもお客さんが来ていて回りだしている段階でもっと回さなきゃといってガチャガチャ変えてしまうと、回っていたものが完全に止まってしまったり、崩壊してしまったりということが起こります。

お客さまがちょっとでも来るなら変えない

 基本的には、良い流れの時にはガチャガチャと変えないほうが良いのですが、良い流れというのを理解することも難しいことです。主観の問題なので、良い流れと思っていなくて、もっと良くできるんじゃないかと思ってしまい変える人も結構います。

 しかし、お客さまがちょっとでも来ていて回りだしているなら変えるのはやめましょう。

ビジネスもスポーツと同じ

 ビジネスもスポーツと同じです。たとえばサッカーでは、試合に勝っている時に選手やフォーメーションを変えないことはセオリーです。試合である程度は勝っていてもたまに負けてしまうとして、そこでガチャガチャと変えてしまうとさらに連敗が続く可能性が結構あるからです。

 前より勝てるようになってきたけれどたまに負けてしまうという時は、あまり大きく変えずに耐えて同じことをやり続けたほうが結果的に好転する場合が多くなります。

耐えて分析してからどうするか決める

 どうしても自分自身の感覚にはなってしまいますが、「良い流れだな、お客さんが来ているな、でも一時的に止まりかけているな」という時は絶対に良くなります。世の中の道理として流れが絶対にあるので、前よりも来ている場合は変えないほうが良いでしょう。

 変えないで1か月、2か月と様子を見て、それでも全然駄目で下に行くばかりであれば、その時に初めて考えたほうが良いでしょう。だからと言って、様子を見るのに半年は長過ぎますので、2か月までを目安に考えます。

 オンラインビジネスは、意外にも耐えることが大事です。ある程度上って落ちてを繰り返す時がありますが、ここで変えてしまうとさらに下に行ってしまう可能性は高くなります。ここで耐えることによって好転することが意外とあります。

ジェンガのように崩れる

 実際に当社でも起きたことですが、コンバージョン率やお客さまが取れている時に1個変えたらバランスが悪くなり崩壊してしまったことがあります。変えてしまって余計に悪くなる典型的なパターンを経験しました。1個抜いたら全部瓦解してしまうジェンガと一緒です。

実際に変えて失敗した当社の例

 実際に良い流れなのに変えて失敗した当社の例を紹介します。

 ある程度コンバージョン率が出ていたのですが、業界の先輩の人に変えたほうがもっと良くなると言われ変えたことがあります。

 結果は、びっくりするくらい売り上げが落ちました。元々のコンバージョン率が10パーセントだったとして、本来はそのままでも、5パーセントでもいいのに、変えてしまったことによって0パーセントにまで落ちてしまうということがありました。

 先輩からもっと心を揺さぶったほうがいいと言われて、とにかく文字数を長くしてエピソードを多く盛り込みました。5000文字くらいだったので、読者からしたら長いと思いながらも先輩が言うからやってみたのですが失敗でした。

 けれども、結果的に良くないということが分かって戻したらまたコンバージョン率も戻りました。ガチャガチャ変えないほうが良いという経験ができました。

変える時に失敗しない方法

 占い師さんでも独立してやっていこうという人や、業界に関係なく自分の力で何かを変えてやろうという人たちは、得てして動きたがります。ブレーキをかけてくれる人を持つことも大事ですし、変える時には慎重になることも大事です。

変える時は1個だけ

 当社でも以前ありましたが、メルマガをタイトル、文字数、順番、全部変えてしまったことがあります。元に戻す時にどうすれば良いのか困ったり、そもそもどれが良くてどれが悪かったのか判断できなかったりしました。

 タイトルを変えたから良かったのか、文字数を多くしたから悪かったのか、分析するのはものすごく大変です。変える時は1個だけにします。

分析は絶対する

 行動的な人は、結構勘で動いてしまうことがあります。勘でやって上手くいった経験がある人も多いと思いますが、データ分析ができません。再現性がなく人に教えることもできません。

 勘でガチャガチャ変えて悪くなったら、1個ずつ戻していかないといけないので本当に大変になります。変えて上手くいったとしても、どれが一番効果が出たのか判別できません。どちらにしても分析は絶対にするようにしましょう。

PDCAを回す

 PDCAとは、Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Action(改善)を繰り返して業務を改善する方法です。基本は耐えて、分析してみて、決めた上で1個変える。そしてまた耐えて分析するという、このPDCサイクルを回す方法です。

オンラインビジネスでは数字を見る

 オンラインビジネスをやる場合は、なんか良いとか、なんか悪い、じゃありません。全部数字で見られるので、数字を見るのは大事です。せめて成約率くらいは見ておきましょう。

全体を広い視野で見て考える

 セールスファネルを用いてビジネスをやっていくとなった時に、数字を見ても、ここが悪いとピンポイントで指せないことはたくさんあります。ここが悪いからここを直したら大丈夫なのではなく、実は違うところに要因がある場合もあります。

 一つの判断材料として数字は大切なんですが、全体をもっと広い視野で見られるようにする、もしくは見られる人がいると良いでしょう。

アクセルとブレーキ両方の視点を持つ

 この記事を読んでいる人は、自分で人生を切り開いていこうという人が多く、アクセルを踏むばっかりの人が多いかも知れません。アクセルの視点だけではなく、自分が踏むか誰かに踏んでもらうか、どちらにしても、ブレーキ的な視点は絶対に持っておきましょう。

 逆にある程度やっているのに、あまり上手くいっていないなという人は、アクセルを踏みましょう。何をやっても上手くいかない場合、全部悪い可能性があります。

 中には沖縄に行きたいのに北海道に向かっている人もいます。そういう人は時間がたつほどにどんどん北海道に近寄っていってしまいます。

 ある程度の距離まで来ているのに1ミリも動かないという場合は、人に聞くなり何かやるなりして、とにかくアクセルをべた踏みしましょう。

良い流れの時にいきなり変えるのはやめよう

 今回の記事は以上です。

 少しでもお客さんが来ていて回りだしている良い流れの段階で、ガチャガチャ変えてしまうと悪くなる可能性が高くなります。オンラインビジネスは、数字で見ることができるのでいきなり変えようとするのではなく、しばらく様子を見て分析します。

 分析した結果、変えたほうが良いと思ったら、1個だけ変えて様子を見て分析するの繰り返しで考えます。ビジネスは、アクセルだけではなくブレーキも大事ですので両方の視点を持ちましょう。

 それでは次回の記事でお会いしましょう。

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