集客の悩みを解決するために、お客さまは常に正しいと考える
売上や客数が上がらない又は減っているなど
集客にお悩みの方も多いと思います。
こういう場合は、
一度立ち止まってみて
視点を変更してみることをおススメします。
人間は何もないと、
楽をする方向に向いて
自己中心的な考え方になりやすいです。
自社で取り扱っている商品やサービスは、
あくまでもお客さまに向けたものです。
お客さまが購入して、
お客さまが使用します。
自社やあなたが考えたことや
得意げに思っていることなどは、
どうでもいいことです。
自分視点からお客さま視点に
変更することが重要になっていきます。
この記事は下記の方におススメです
- 集客にお悩みの方
- マーケティング担当者又はマーケティングを学びたい方
- 起業初心者又は起業を目指している方
集客の悩み解決~自分視点からお客さま視点へ~
いくら自社や自分が良いアイデアを思いついたり、
商品を開発して販売したりしたとしても
売れなければ意味がありません。
例えば、
飲食店で新しいメニューを開発します。
飲食店側都合で開発していき自信を持って
販売した商品が外れてしまうことはよくあることです。
それよりも、
お客さまの声を聞いてお客さま都合のメニューを
開発していった方が売れます。
ついつい慢心を持ってしまうと、
自己中心的な考え方になってしまうので注意します。
集客できなくて悩んでいると、
ついついお客さまが悪い
という風に考えてしまう人もいますが全く違います。
集客できない自分自身が悪いのです。
つまり、集まらないお客さまが正しいのです。
集客の悩み解決~お客さまは神様?~
日本では以前、
「お客さまは神様です」という
大歌手のフレーズが流行りました。
この言葉は
あくまでも歌う時の心意気を表した言葉であって、
お客さまは正しくて神様なのだから
お客さまの言うことは全て聞け
という意味ではありません。
理不尽なクレームを言うお客さまもいれば、
店舗や事業所に迷惑をかけるお客さまもいます。
そういうお客さまの意見を聞いたり、
言う通りにしたりする
という意味では決してありません。
集客の悩み解決~お客さまは常に正しい~
ルール1.「お客さまは常に正しい」
ルール2.「もし、そうではないと思ったらルール1を見よ」
これは、
アメリカの有名スーパーマーケット
「スチューレオナルド」の経営方針です。
店頭の目立つ場所に御影石に刻まれています。
これも、
お客さまの言っていることは全て正しいのだから、
全てお客さまの言う通りにしろ
という意味ではありません。
商売はお客さまが
中心に動いていることを
常に考えようという意味です。
お客さまの心は移り変わりやすいものです。
お客さまが自社や自分に
合わせてくれることはありません。
自社や自分が変わっていき
お客さまに合わしていくしかないのです。
集客と悩み解決~スチューレオナルドとは~
スチューレオナルドは、
1969年に酪農家だった
チャールズ・レオナルド氏が
小さな牛乳販売店を始めたのが
起源のアメリカのスーパーマーケットです。
アメリカのスーパーマーケットといえば、
売上世界最大規模スーパーマーケットチェーンの
ウォルマートが有名です。
ウォルマートはアメリカだけでも
5000店舗以上あり世界展開しています。
その対極にあるのが、
スチューレオナルドです。
アメリカで5店舗運営しています。
このスーパーマーケットが凄いのは、
単位面積の売上が
世界一でギネス記録になっていることです。
あえて店舗展開を拡大しない戦略です。
スーパーマーケット界のディズニーランド
と呼ばれていて、
お客さまにレジャー感覚でショッピングを
楽しんでもらえる工夫がちりばめられています。
現在のスーパーは
1店舗で用がすむように3万アイテムを揃えていますが、
スチューレオナルドは
2200アイテムのみの限定でその8割が生鮮食料品です。
野菜や鮮魚などは近隣の地域から入荷しており、
パンなどは生地から作り焼き上げます。
新鮮さと出来立てを維持する限度が2200品なのです。
この商品数とローカルで
約3000坪の店舗に関わらず、
1店舗あたり年商100億円以上の売上があり、
全米だけではなく
海外からも研修目的で訪れる人が多数います。
集客と悩み解決~スチューレオナルドの実例~
スチューレオナルドは、
ハッピーなお客さまを創りだすことを
使命としています。
そのためには、
お客さまの声に耳を傾け改善していくことです。
ベーカリーは全て手作り
当初は冷凍生地を
使用して2つのオーブンで焼いていたが、
お客さまの声を聞いてみたところ、
手作りの焼きたてパンを望んでいることが分かった。
そこで、
粉から生地を作る方法を学び、
大きな設備投資をした。
一般のスーパーでのベーカリー部門売上よりも
20倍から25倍という
驚異的な売上の数字を上げるようになった。
鮮魚は新鮮なディスプレイ
お客さまから、
鮮魚が新鮮そうに見えない
との不満の声を頂いた。
毎朝獲れ立ての魚を仕入れていたのだが、
プラスチックトレーに入れていたのが原因でした。
氷の上に直に鮮魚を置いて
販売するようにしたら売上が倍増して、
さらに売り場面積が広がり3倍増まで売上が伸びた。
お客さまの声に耳を傾けた新サービス
お客さまは、
アドバイザーでありコンサルタント。
お客さまの声に応えて
スーパーでサラダ・バー売り場を開設。
さらに温かいお惣菜売り場も新設した。
お客さまの提案には、
そんなバカなこと
と思わず一度試してみることが大事。
しばらく様子を見てダメなら
止めればいいだけです。
「お客さまは常に正しい」を実践しよう!
集客に悩んでいたら、
まずお客さまの声に耳を傾けてみましょう。
お客さまの方が自分以上に
詳しくてアイデアも豊富なコトもあります。
お客さまは
それだけ商品や店舗を比較しているのです。
自社や自分だけで考えると、
どうしても視野が狭くなり
自己中心的な発想になりやすいので、
常にお客さまを中心とした考え方をしていきましょう。
投稿者プロフィール
- 集客マーケティングに関する記事を執筆
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