終身雇用制度の崩壊 会社に依存しないフリーランスという働き方
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2018年6月に働き方改革関連法案が成立しました。
多様な働き方、日本政府としても
国民に副業を推進する姿勢を明確にしました。
これからの新しい時代を生き抜く為にはどうしたらいいでしょうか。
終身雇用制度がこれからは機能しない理由
経団連やトヨタ自動車のトップが
これからの時代は終身雇用制度を
維持することは不可能であるとの見解を示しました。
これは日本において、多くの人が1つの会社で
定年まで務めることが不可能になったことを意味します。
日本はかつては終身雇用が常識で、
学卒でひとつの会社に定年まで務めるという、
いわゆる普通の人生を歩む人が一般的でした。
でもこれからは違います。
なぜなら終身雇用は日本が経済成長を
今後も継続することによって成り立つ制度だからです。
経済成長時代が終焉を迎え、
高齢社会、人口減少に向かい始めた
これからの日本は衰退国家です。
新たな時代を迎えて、
国民も変化に対応せざるをえない時代になりました。
会社が社員の面倒を一生見ることが
できなくなったこれからの時代、
給料を会社から貰うのではなく、
「稼ぐ力」を身に着ける必要があるということです。
そのためのひとつの方法がフリーランスという働き方です。
誰でもできるフリーランスになり稼ぐ力を養う
クラウドソーシング大手ランサーズの
フリーランス実態調査2020によると、
最近1年以内にフリーランスを
始めた人の割合が8%(312万人)も増えています。
全人口の35%がフリーランスのアメリカに対し、
日本は15%(1034万人)です。
50才以下のフリーランスが増加していることから、
今後の日本の労働市場において
フリーランスの役割が増えていくことが見込まれます。
新型コロナウイルスによる緊急事態宣言で
社会の様子が大きく変わりました。
その大きな変化のひとつが正社員の在宅勤務です。
多くの会社の経営者にとって、
オフィスはいらないことを感じることができる事例でした。
社会の常識は数年単位で変わります。
インターネットが社会の仕組みを変えているのです。
フリーランスはもともと在宅勤務です。
多様な働き方に関する議論も
これからは活発になっていくでしょう。
フリーランスの職種は
- 事務
- 営業
- 翻訳
- 単純PC作業
- エンジニア
- IT関係
- ライター
- 映像関係
- デザイナーなど、
専門的な仕事から
誰でも簡単に始められるものまで様々です。
最大の長所は会社員のように型にはまらず、
自由な働き方ができることです。
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1つの考えに偏らない働き方を考えましょう。
フリーランスはあくまでひとつの例に過ぎません。
現状維持は今後の衰退を意味します。
未来予測が不可能な時代を生き抜くため、
新たに行動を起こせる人が
人生を助けることになるのではないでしょうか。
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