集客の悩みを解決する心理術「ウィンザー効果」とは?

営業マンから「この商品はかなり良くておススメです。」と言われても、そりゃ自分のところの会社の製品だから、良いって言うに決まっているだろうと思ったことはございませんか?

つまり、営業マンの自社製品のPRをあまり信じてない訳です。では、自分の友人達が「あの○○社の商品良いから使ってみなよ」と言われたらどうでしょう。

営業マンの言葉より、かなり信用すると思います。これは、友人だから信用する部分もありますし、第三者で利害関係がないからということもあります。

この心の動きをウィンザー効果と言います。

この記事は下記の方におススメです。

  • 集客にお悩みの方
  • マーケティング担当者又はマーケティングを学びたい方
  • 起業初心者又は今後起業しようと思っている方

営業マンから「この商品はかなり良くておススメです。」と言われても、そりゃ自分のところの会社の製品だから、良いって言うに決まっているだろうと思ったことはございませんか?

つまり、営業マンの自社製品のPRをあまり信じてない訳です。では、自分の友人達が「あの○○社の商品良いから使ってみなよ」と言われたらどうでしょう。

営業マンの言葉より、かなり信用すると思います。これは、友人だから信用する部分もありますし、第三者で利害関係がないからということもあります。

この心の動きをウィンザー効果と言います。

集客の悩み解決~ウィンザー効果とは~

ウィンザー効果とは、直接本人からの情報発信よりも、第三者からの情報発信の方が信憑性を高く感じ、信用してしまいやすくなる心理効果です。

アメリカの作家アーリーン・ロマノネスの作品、「伯爵夫人はスパイ」の中でウィンザー伯爵夫人が「第三者褒め言葉がどんな時も一番効果があるのよ、忘れないでね」という言葉がでてきます。

そこから、ウィンザー効果という名前が付きました。では、なぜウィンザー効果は起こるのでしょうか?

集客の悩み解決~ウィンザー効果が起こる理由とは~

自分元や自社元の情報発信では、利益のために誇大発信されている可能性があります。しかし、第三者からの情報発信では利害関係がないので、本当に思っている情報だと思います。

ただし、第三者だとしても金銭授受などされてつながっている場合もあります。そこで、第三者発信の情報の数が多いほどウィンザー効果が起こりやすくなります。

人は、自分の意見よりも多数の意見の方が正しいと思いがちです。バンドワゴン効果もあり、多数の人の意見と同じことを自分もしてみようとしてしまいます。

つまり、ウィンザー効果は利害関係がないこと、もしくは人数が多いことで起こりやすくなります。身近な例で言うと口コミやレビューです。

集客の悩み解決~ウィンザー効果を集客で活用する方法~

ウィンザー効果を利用している、マーケティング手法は多数ありますし、ビジネスシーンでは良く見かけます。口コミやレビューサイトもそうです。

現在では、初めて購入する商品について、インターネットで口コミやレビューを見て参考にする人は、インターネット利用者の約75%だと言われていますので、とても重要になっています。

  1. お客さまの声を取り入れていく
    自社で商品のメリットを解説するよりも、実際に使用したお客さまの声の方が信憑性も上がります。広告やパンフレット、Webサイトなどにお客さまの声を載せましょう。

    お客さまの声を集めるには、レビューを書いてくれたら割引をしたり、アンケートを書いてもらったらクーポンを差し上げたりする方法があります。

    また、モニターを募集する方法もあります。モニター制度を利用するメリットは、意識の高いお客さまの声を聞けることと、複数回で状況に応じて同じお客さまに意見を聞けると言うことです。
  2. 口コミをしてもらう
    第三者に発信してもらう口コミは、インターネットが普及しているこの時代にはかなりの影響力があります。そして、SNS利用者も多数いる現在では利用しない手はありません。

    第三者のインフルエンサーに商品を紹介してもらう手法も、ウィンザー効果を活用しています。インフルエンサーとは、SNSでフォロワーが沢山いて影響力が高い人のことです。

    また、人気のユーチューバーやブロガー、に商品を提供して宣伝してもらった方が好感度は上がりますし、人気タレントにさりげなく商品の良さをアピールしてもらうと効果的です。

集客の悩み解決~ウィンザー効果を利用した事例~

現在では、様々なジャンルの口コミやレビューサイトがあります。

  1. ショッピング総合サイト
    「Amazon」・「楽天」・「Yahoo!ショッピング」などの大手ショッピングサイトや「価格.com」などの比較サイトもあります。

    それぞれ、かなりの商品数を取り扱っているので、商品を購入する前にこれらのサイトでレビューを参考にしている人は沢山います。
  2. 飲食関連サイト
    価格.comを運営しているカカクコムの飲食版サイト、「食べログ」。その他に「ぐるなび」や「HOTPEPPERグルメ」など口コミを参考にして飲食店を探せます。

    さらに、クーポンのサービスやそのままサイトから予約をすることも可能です。また、実名のみの口コミ制を採用しているサイトもあり、信憑性が高くなっています。
  3. 旅行系サイト
    カカクコムのグループ会社が運営する口コミ数の多い「フォートラベル」。世界中の旅行者が口コミを投稿する、アメリカの旅行サイト「トリップアドバイザー」。

    ホテルの口コミ数が多い「楽天トラベル」、限定プランや特集が特徴の「じゃらんnet」、国内外の高級宿泊施設を中心とした「一休.com」など色々な場所や視点からの口コミを参考にできます。
  4. 美容関連サイト
    国内最大級の情報量と多数の口コミ「HOTPEPPERビューティー」、楽天スーパーポイントが利用できる「楽天ビューティー」、美容室に特化しており信憑性の高い口コミを確保するシステムを採用している「ヘアログ」などあります。
  5. その他
    「Googleマップ」では、店舗や事業所などの口コミを投稿できるようになっています。「Myclinic」や「Caloo」などの病院口コミ検索サイト、「映画.com」「Yahoo!映画」などの映画口コミ情報サイトなど他にも多数のジャンルで口コミサイトはあります。

ウィンザー効果を集客で活用しよう!

ウィンザー効果は、利害関係のない第三者の情報だからこそ効果がでますし、情報発信している人数が多いほど効果があります。さらに情報発信者のアカウント情報が分かれば信憑性が増します。

そして、第三者の評価の様にしていても実際は利害関係があったりする場合もあるため、ネガティブな評価も掲載している方が、信憑性が高まります。

ウィンザー効果は、説得力が増しますので商品やサービスの訴求力を高めて集客アップに役立てましょう。

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