6-5スクリプトを使用して棒読みにならない方法

 こんにちは、みょうじんです。今回の記事は、スクリプトを使用して棒読みにならない方法を解説します。

 皆様は、スピーチやプレゼンテーションのときに棒読みで話されて、あまり良い印象を持たなかった経験はありませんでしょうか?

 これは、オンライン講座でも同じで棒読みになってしまうと、聞き手に内容が分かりづらくなり、講師の印象も悪くなってしまいます。

 今回の記事では、UdemyやYouTubeで多数の動画撮影をしている当社が、スクリプトを使用しても棒読みにならない方法を解説していきますので、参考にしてください。

スクリプトを用意するメリット・デメリット

 スクリプトとは台本のことです。Udemyでオンラインコースを作成するには、スクリプトは必須です。

 スクリプトを用意していれば、言い間違いがなくすらすら話すことができて、「えー」とか「あー」の言葉のひげがなくなります。また、話が脱線せずに簡潔に話すことができ、短い時間でまとめられるなど、スクリプトを用意するメリットは多数あります。

 ただ、スクリプトを読むことで、棒読みで機械的になってしまう人もいるというデメリットもあります。

棒読みとは

 棒読みは、文章を感情や抑揚がなく一本調子で読んでいくことです。棒読みになると、聞き手は緊張している様子や心の余裕のなさを感じてしまいます。また、一本調子なので話に飽きてしまいます。

棒読みになる原因

 棒読みになるにはいくつかの原因があり、緊張していたり、カメラの前やたくさんの人の前で話すことに不慣れだったりする場合もありますが、スクリプトに書いてあることを守りすぎる場合もあります。

 スクリプトの内容に関係なく、スクリプトに書いてあることをそのまま読んでいくと、棒読みになりやすくなります。事前にスクリプトを読み、感情や抑揚を入れる練習をしてから撮影したほうがいいでしょう。

棒読みの対処方法

 棒読みの対処方法として、頭の中でスクリプトを記憶してパッと話せる人は、見ないほうがいいという場合もあります。しかし、スクリプトを記憶できない人もいます。当社でも、スクリプトを記憶できる人と、できない人がいますのでそれぞれのパターンで解説していきます。

スクリプトを記憶できる人の場合

 頭の中でスクリプトを記憶してパッと話せる人は、頭で最初に組み立てておいて、スクリプトを見ないで話すほうが棒読みになりません。

 スクリプトは大きな見出しだけ書いておいて、一言一句決めずに見出しに沿って話しながら、場所や相手の反応を見ながら話を引き出していきます。スクリプトを箇条書きで作って話すのも良いでしょう。

 スクリプトを一言一句読みながら話すわけではないので、一本調子にならず感情や抑揚が入ります。

スクリプトを記憶できない人の場合

 僕自身は、スクリプトを記憶できないタイプです。カラオケでも歌詞を覚えられません。歌詞が流れてきたときに、その歌手が歌っている音程と声の癖を頭の中にトレースして歌っているので、僕は声を発しているだけという感じです。

 スクリプトは、一字一句決めます。頭の中にリアルタイムで流れてくるスクリプトに瞬時に反応して、抑揚や言い方、言葉尻を変えています。

 スクリプトを読むときも、カラオケの歌詞と同じイメージです。話している間に歌詞カードのようなものがバーッと流れていて、それに合わせて抑揚を決めています。

 厳密に言えば一言一句全て読んでいるというわけではありません。スクリプトに対して反応して、そのイメージから抑揚を決めています。

抑揚をつける練習をする

 スクリプトで一字一句読んでいく場合、棒読みになりやすいですが練習することで改善できます。俳優さんや声優さんは、スクリプトをそのまま読んでも棒読みになりません。なぜなら、抑揚と語尾を意識して話しているからです。

 抑揚は、言葉の音程を上げたり下げたりすることです。ほとんどの人が、普段何気なく会話しているときは自然に抑揚が使えているので、難しいことではありません。

 事前にスクリプトを読んで、どこの部分が一番伝えたいところで、音程を上げたり下げたりしなければいけないのか把握して練習しておくことも大事です。

語尾を真似てみる

 まずは、自分が話すのが上手だと思う人のセリフやナレーションを真似てみて、どのようなときにどんな語尾を使用しているか参考にしてみましょう。語尾の特徴が分かったら、スクリプトの内容に合わせて語尾をコントロールする練習をしてみてください。

スクリプトを読むときは抑揚や語尾を意識しよう

 今回の記事は以上です。

 オンライン講座を作成するときにスクリプトは必須ですが、スクリプトをずっとそのまま読んで棒読みになってしまうのはNGです。スクリプトを記憶して、その場の状況に応じてコントロールできる人の場合は問題ありません。

 しかし、スクリプトを覚えられず一言一句読む場合は棒読みになりやすくなります。その場合は、事前にスクリプトを読み、抑揚や語尾を意識してコントロールする練習をすると棒読みにならず、感情表現が入るように話せます。

 それでは次回の記事でお会いしましょう。

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