5-8Kindleで出版するための登録方法

 こんにちは、みょうじんです。今回の記事は、Kindleで出版するためのアカウントや本の情報を登録する方法を解説します。

 Kindleで出版する本の原稿を用意でき、電子書籍用のEPUBにファイル交換して、表紙も作ったら、いよいよKindleに登録していきます。本の詳細についての登録は、読者と本をつなぐ役割もあるのでとても重要です。

 今回の記事では、Kindleで10冊以上出版している当社が、アカウント登録と本の詳細の登録を簡単に解説していきますので、参考にしながら登録してください。

KDP登録方法①アカウント情報

 Kindleで出版するには、KDP(キンドル・ダイレクト・パブリッシング)に登録する必要があります。

 まずは、サインインの方法からアカウント情報の入力方法を解説します。

KDPページ

 検索でkdp.amazon.co.jpと入力してKDPのページに行きます。

サインイン

 「サインイン」をクリックします

 Amazonのアカウント情報を入力し「サインイン」をクリックします

 Amazonのアカウントがない場合や別のアカウントを新しく作る場合は「KDPアカウントを作成する」をクリックして必要な情報を入力する

アカウント情報が不完全ですと出た場合

 アカウント情報が不足しているとアカウント情報が不完全ですと出ます

 「今すぐ更新」をクリック

 「ワンタイムパスワードを送信」をクリックして2段階認証します

 届いたワンタイムパスワードを入力して「サインイン」をクリック

著者/出版社情報

 マイアカウントページに来たら著者/出版社情報を入力します。事業の種類・生年月日・国・出版社の名前(または個人名)・住所・電話番号を入力します。

 支払いの受け取り方法

 支払いの受け取り方法を入力します。銀行所在地・口座名義(半角カタカナ入力)・口座の種類・口座番号(再入力)・金融機関コード(https://zengin.ajtw.net/で調べられます)・支店コードを入力して「追加」をクリックします。

 「現在、一部のAmazonマーケットプレイスでの売上に対する支払いを受け取ることができません」が出た場合は「別の銀行口座がありません」をクリックします。

 一部の受け取り方法が小切手による支払いに代わり、次へ進めるようになります。「銀行口座の追加」をクリックします。

 再度、銀行口座を入力すれば支払いの受け取り方法の登録は終了です。

税に関する情報

 次に「税に関する情報を登録する」をクリックします。

 税務情報のインタビュー画面に変わったら、納税区分が個人か法人か選択し、次にアメリカ市民や在住者かどうか選択します。そして、代理人や仲介人なのかどうか選択します。

 次に税務上の身元情報を入力します。名前・国籍・現住所・郵送先を入力します。日本語入力は不可ですので、アルファベット入力します。

 アメリカまたはアメリカ以外のどちらの納税者番号を持っているかチェックします。次に納税者番号を入力しますが、日本には納税者番号がありませんのでマイナンバーを入力します。

 ちなみに、税務署から郵送される書面に記載されている番号は、納税者番号ではなく税務署の整理番号ですので間違えないでください。

 税制上の居住国を指定したら「確認」をクリックします。

 チェックボックスにチェックを入れ、署名をアルファベットで入力して「保存してプレビュー」をクリックします。

 プレビューが表示されたら、確認して間違っていなければ「フォームを送信」をクリックし、次ページで「インタビューを終了」をクリックして「保存」をクリックすれば、税に関する情報の登録は終了です。

KDP登録方法②本の詳細情報の入力

 アカウント情報が登録できたら、次に本の情報を登録していきます。占いの本を登録する場合を例にして解説していきます。

タイトルの新規作成

 まずは「電子書籍または有料マンガ」をクリックします。

言語

 本の言語を設定します。通常は日本語です。

タイトル

 本のタイトルは『やさしい占い』にして入力しました。振り仮名は、カタカナで入力します。ローマ字の部分は『yasashiiuranai』と入れてもいいですし、翻訳機にかけて『Simple Divination』にしても大丈夫です。

 サブタイトルは、なければ入力しなくてもかまいません。レーベルは、当社の場合は『アインレーベル』としています。

シリーズ・版・著者

 シリーズも、なければ入れなくてかまいません。第何版とする場合は、大きく改訂が入ったときで大丈夫です。著者名を入れます。

著者等

 複数の著者や寄稿者がいる場合は入力します。

内容紹介

 本の内容や概要を入力します。Amazonで商品説明として表示されるので、お客さまに対して導入部のオファーになりとても重要です。目次やプロフィールも入力していきましょう。

 ここではHTMLをいじって、太字にしたり線を入れたりすることができます。文字制限は4000文字までです。

出版に関して必要な権利

 出版に関して必要な権利は、自分で作ったブログなどであれば、『私は著作権者であり、出版に関して必要な権利を保有しています』にチェックを入れましょう。パブリックドメインは、特殊な状況でなければ使いません。

 パブリックドメインというのは、他の人が著作したものを翻訳したときや、著作権が切れているものです。

キーワード

 本を説明する7つのキーワードは、完全にSEOですので、検索キーワード狙いで設定します。占いの場合は、スピリチュアル、タロットカード、大アルカナなど、内容によって調べられそうなワードを選んでいきましょう。

カテゴリー

 カテゴリーは、まず「カテゴリーを設定」をクリックすると最大2つまでカテゴリーを選択できます。しかし、カテゴリー設定はカテゴリー数が多くてけっこう大変です。日本はまだ少ないほうですが、海外ではとんでもない数があります。

 ややこしいのは、占いだからといって占いのカテゴリーかというと、そうでもない場合もあったりすることです。

 また、大きいカテゴリーを狙うのはやめておきましょう。強い競合相手がたくさんいて、ランキング上位に入るのが難しくなってしまいます。

年齢と学年の範囲

 年齢と学年の範囲は、成人向けのコンテンツの場合や絵本・児童書で年齢や学年の指定がある場合に設定します。

本の発売オプション

 本の発売は、登録した直後でもできますが、1年先までの予約注文にすることも可能です。あらかじめ発売日を決めておけば、SNSやブログで本の告知がしやすくなります。

 予約注文にする場合は、あまり短い日程にするのはやめましょう。KDPの審査に落ちたり、何かトラブルがあったりした場合、発売日までに対処できなくなってしまいます。

KDPにアカウントや本の詳細を登録しよう

 今回の記事は以上です。

 Kindleで出版するには、KDPに登録する必要があります。支払いの受け取り方法では銀行の通帳かキャッシュカード、税に関する情報ではマイナンバーが分かるカードや書面が必要ですので、事前に準備しておきましょう。

 本の内容紹介は、事前に構成や内容を考えておけばスムーズに登録することができます。

 それでは次回の記事でお会いしましょう。

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