5-2サードドアを開いてKindleですぐ出版する方法

 こんにちは、みょうじんです。今回の記事は、通常とは違う方法で原稿を用意することによって、Kindleですぐに出版する方法を解説します。

 Kindleで出版するときに原稿を用意する方法として、皆様が通常思い浮かべるのは、自分で執筆する方法と外注に依頼して執筆してもらう方法ではないでしょうか。実は、まだ他にもあまり時間をかけずに原稿を用意できる方法があります。

 今回の記事では、当社が実際に出版した本を例にして原稿の作り方を解説していきますので、是非参考にしてください。

Kindleの原稿を作る方法は3パターン

 Kindleの原稿を作る方法は、自分が書く人にお願いする以外に、もう一つパターンがあります。当社では、このもう一つのパターンで原稿を作ることが多く、1ヶ月に1冊くらい出していて、出そうと思えば2週間あればできてしまいます。

 どうしてそんなに早く出版できるのかタネ明かしをすると、動画スクリプトやブログ記事があればゼロから書かなくても原稿が作れるからです。この方法は、原稿を作る上でのサードドアです。

サードドアとは

 サードドアとは、アメリカの作家であるアレックス・バナヤンが、19歳のときに世界でも有名な成功者達に突撃インタビューして得た教訓です。世界18ヵ国で発刊されベストセラーになりました。

 人生・ビジネス・成功には3つのドアがあり、普通に生活しているとドアが2つしかないように思えるが、様々な方法で探す努力をすれば他にもドアが必ずあるという教訓です。自分の努力やアイデアを結集すると成功につながるドアが見つかるという意味合いです。

ファーストドア・セカンドドア・サードドア

 当社では、ファーストドア、セカンドドア、サードドアをずっと意識しています。ファーストドア、セカンドドア、サードドアという概念を解説します。

ファーストドア

 ファーストドアは、誰しもが思いつく方法で、正面玄関です。ディズニーランドの正面ゲートのようなもので、にぎわっていて、行列に並んで入っていくのは大変です。イメージとしては、70パーセントの人がファーストドアを利用します。

セカンドドア

 セカンドドアは、お金や資本を持っている人が入れるドアです。ディズニーランドでいえば、プレミアアクセスや年間パスポートです。

 プレミアアクセスは、短い待ち時間でアトラクションを体験できますが、別料金が必要です。年間パスポートは、行く回数が多い人はお得ですが、最初にまとまった料金を支払わなくてはいけません。

 誰もが参入できるものではなく、イメージとしては、29パーセントの人がセカンドドアを利用します。

サードドア

 サードドアは、ファーストドアともセカンドドアとも違う、第三の道で裏口です。ディズニーランドでいえば、一般非公開の会員制レストランであるクラブ33の入り方や、JCBブラックカードの優待にある飲み物付きで待たずに入れることです。

 考えないと得られなかったり、知っている人しか行けなかったりして、しかもすいているのがサードドアです。イメージとしては、1パーセントの人が利用します。

原稿をゼロから作らなければすぐ出版できる

 通常、出版しようとしたら、3ヶ月から半年くらいはかかります。以前、当社でコンサルしていた人が出版することになり監修しましたが、大体3ヶ月かかりました。通常なら早めですが、当社の感覚からすると遅く感じてしまいます。

 当社が、今日から作ると2週間くらいでできます。その理由は、動画のスクリプトやブログ記事がありますし、SNSの投稿も使いようによっては利用できます。ブログ記事や台本があれば、それをそのまま使えばいいんです。

サードドアから原稿を作る方法の参考例

 ここからは、当社が実際に出版した2冊の本から原稿の作り方を解説していきます。

参考例①集客・マーケティングの超基本講座

 当社がKindleで出版した本の最初の例は『集客・マーケティングの超基本講座:Web集客のプロがやさしく解説!』です。

 この本は、前書きは当社で書き、第1章からの記事の内容はブログ記事をまとめてリライトしてもらっています。Kindle用の文章や流れにしてもらっています。

 ブログ記事をそのまま転載してもかまわないのですが、そのまま転載するとAmazonさんから

 「Webに情報がありますけど、これは本当にあなたの所有物ですか?」と確認のメールが来てしまいますので、リライトくらいはしたほうが良いでしょう。

 改行を入れることも必要になってきたり、出典を明記したりして、ブログ記事から本に近づけています。自分でリライトする人もいると思いますが、当社では外注でリライトをお願いしています。

参考例②とってもやさしいオンライン集客の教科書

 次は、『とってもやさしいオンライン集客の教科書』です。

 この本の原稿の元は動画のスクリプトですが、当社の場合は逆の作り方で、動画で話した内容を文字に起こしてもらって原稿を作っています。

 まず、僕や社員が動画で話した内容をライターさんに文字起こししてもらいます。さらに、リライトしてもらって本の形にしているので、当社がやっているのは動画で話すことと、依頼することだけです。

 話し言葉や、えー、とか、あー、とかは取ってもらったり、本にするために文末を合わせてもらったりすることが必要になります。

文字起こしの種類

 文字起こしの種類ですが、素起こしは、あー、とか、えー、とかもそのままで、言っている言葉をすべて起こします。ケバ取りは、あー、とか、えー、とかは取りますが、話し言葉になってしまいます。整文という方法だと、文章としてまとめてくれます。

 当社は、整文かケバ取りで依頼しています。ケバ取りより整文のほうが料金は高くなりますが、人によってはケバ取りでお願いしても、ほとんど整文に近い人もいます。整文と言ってもケバ取り以下の人もいるので、テストしたほうが良いでしょう。

オプトインフォームの場所

 オプトインフォームとは、事業者がメール配信することをお客さまに同意してもらい、メールアドレスを入力してもらうページのことです。当社では、出版している本にすべてオプトインフォームのリンクを入れています。

 『集客・マーケティングの超基本講座:Web集客のプロがやさしく解説!』は、最初に特典を記載して、オプトインフォームを入れてます。『とってもやさしいオンライン集客の教科書』のほうは、一番後ろにしかオプトインフォームを入れていません。

 『集客・マーケティングの超基本講座:Web集客のプロがやさしく解説!』はリストインが取れていますが『とってもやさしいオンライン集客の教科書』はあまり取れていないので、前に入れたほうがいいです。

 当社の出版した本で、前にバーンと出しているのは『集客・マーケティングの超基本講座:Web集客のプロがやさしく解説!』だけで、メルマガのリストが取れているのもこれだけです。オプトインフォームは、前書きの後と、一番後ろに入れたほうが効果的です。

動画のスクリプトやブログ記事を原稿にしよう

 今回の記事は以上です。

 原稿を用意するには、自分で執筆する、他の人に依頼する以外に、サードドアとして動画のスクリプトやブログ記事から原稿にする方法があります。

 動画スクリプトやブログ記事に目次を当てはめれば、ゼロから書かなくても原稿ができるため、すぐに出版できます。

 それでは次回の記事でお会いしましょう。

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