フェイスブックの全体像解説

 多くの起業家が活用しているSNSの一つがフェイスブック。インスタグラムやTikTokと比べると、「フェイスブックはもう古い!」…なんて言われてしまうこともありますが使い方次第では、今でも十分すぎるほど活用できるツールです。「フェイスブックは古い」なんて言われてしまった理由を考えると、そもそもSNS集客がブームになった時代あまりに多くの起業家がフェイスブックに集まってしまったのが一つの原因だと考えられます。

 それこそ数年前のフェイスブックを思い出すと、ビジネス関係の投稿がこれでもかとタイムラインにあふれていたんですね。いわゆる「キラキラ系」な人たちのプライベートを発信する投稿も多く、「ちょっとうんざりする」とフェイスブックから離れてしまったユーザーがある程度いたのは事実です。ですが、断言します。フェイスブックは多くの方がちゃんとした使い方を知らずに使っています。だからこそ、活用法さえ知っていれば今でもちゃんと効果が出せるツールなんです。

  • 集客やマーケティングをなんとかしたい
  • SNSを利用した集客に興味がある
  • Facebook(フェイスブック)を集客に使いたい

「そうは言っても、どう行動していいかわからない」

「今までやっていたやり方は、間違っているのかも?」

 そんな人は、まずは基本をしっかり確認していきましょう。誰でも最初は初心者ですよね。それこそ料理を作るにしてもきちんとレシピを見て、「包丁で食材を切るときは猫の手」など基本から覚えていくもの。ちなみに、僕の妻は本当に料理上手なんですが、そんな彼女も最初はやっぱりゆで卵とかがんばって作っていた時代があるそうです。なので、まず基本から押さえていきましょう。

 今回のパートではフェイスブックの特徴や機能などについてまとめました。人に聞くのはちょっと…と思うような、基本からわかりやすくお話ししていくので、これまでフェイスブックなんてほとんどさわったことがない、という人も安心して下さいね。

そもそもフェイスブックとは?

 「そもそもフェイスブックって今でもちゃんと使っている人いるの?」

 もしあなたのまわりでフェイスブックを使っている人がいなければ、こんな風に思ってしまうかもしれません。SNS集客自体、「いやー無理でしょ」と、考えている人も未だに多いですし無理もないことだと思います。通常集客を行うツールといわれて思い浮かぶのはなんでしょうか?チラシや広告、ホームページ、あるいはSNSだとしてもインスタのほうが効果がありそう。そんなイメージでしょうか。

 もちろん、今挙げたやり方はどれもきちんとやれば、効果が出ます。実際にFacebookをやらずに集客している人もいます。ただ、そういった方の事例を聞くたび「絶対フェイスブックも組み合わせたら、もっと集客伸びるのにな」とよく思うんです。

「なんでフェイスブックはやらないの?」

と伺うと、よく返ってくる答えが

「投稿が面倒」
「いいねをつけに行くのも大変」
「実際やってみたけど、効果がなかった」

といったもの。

 確かに、フェイスブックを間違ったやり方で運用し続けるのはものすごく手間です。つかれた、しんどいと思うのも無理はありません。でも、それは「間違ったやり方」ならの話です。セオリーを押さえて、力を注ぐべきところだけがんばれば、時間や労力のコストは最小限でちゃんと集客できます。特に、もしあなたがインスタをやっているならフェイスブックは必ずやってください。

 理由は後でくわしくお伝えしますがインスタをやっているのにフェイスブックをやっていないのは本当にもったいないですよ!それでは早速、フェイスブックの特徴や強みからお伝えしていきましょう。

フェイスブックの特徴と強み

 フェイスブックは、実は世界で最もユーザー数が多いSNSです。2006年9月26日に公開されて以来、2021年4月現在では約28.5億人のユーザーがフェイスブックを使っています。しかも、個人だけではなく9000万社以上もの企業がフェイスブックを使って、ビジネスチャンスを作っています。日本国内での利用者数は2019年7月時点で2600万人。10代の利用率は非常に低いのですが、その分、30代~40代を中心として比較的高めの世代に好まれています。特にビジネスマン同士であれば名刺代わりにも使われるSNSです。

 フェイスブックの特徴はなんと言っても実名登録制だということでしょう。互いに名前や職業を知って交流できる分、他のSNSよりも信頼性が高い情報が集まります。もう一つ大きな特徴は自分から増やせる友達つまり相互フォロワーが5000人まで、という制限があることです。一見不便なように思えますが、友達ではなくてもあなたのことが知りたいユーザーは、アカウントを「フォロー」することもできますし、なにより相互でつながっている友達同士は互いに交流が生まれやすいもの。そこから購入や紹介が発生しビジネスにつなげやすくなります。

 他のSNSに比べると拡散力は弱めですが、その分、人間同士の「つながり」が強いのがフェイスブックの強みでしょう。また、Googleの検索と相性がよくSEOに強いというメリットがあります。実際、Facebookを運用している人に話を伺うと、自分のホームページよりもFacebookアカウントが検索で上位に来るという事例はたくさんありますね。もちろんアカウントがアクティブでないとSEO効果も下がってしまうので、こまめな投稿は必要です。これは、どんなSNS運用であっても共通する部分ですね。

「今後フェイスブックやインスタグラムで広告を打ってみようかなー」

ともし思われていたら、早い段階からフェイスブックページを作っておきましょう。

「なんでインスタなのにフェイスブック?」

と思われるかもしれませんが、インスタグラムの運営会社はフェイスブックなんです。そのため、インスタに広告を出す場合、必ずフェイスブックページを紐付けることになるんですね。せっかく広告を出しても、フェイスブックページがスカスカだと本当にもったいないです。そういった点からも、フェイスブックは早めに育てておきたいマーケティングツールといえます。

フェイスブック集客に向いている業種

 フェイスブックのメインユーザーは30~40代。ちょうど、お父さんお母さんが多い世代ですね。またGoogle検索にも強いという特徴があるため、幅広くアプローチできます。

フェイスブックをうまく集客で活用している業界の代表例としては

教育業界
ブライダル業界
飲食業界
地方自治体

などがあります。

たとえば教育業界の塾であれば

・学年ごとにターゲットを変えて投稿する
・その学年ごとに有益な情報を発信する

といった戦略がとれます。

 教育業界でも大手のベネッセさんだと、「こどもちゃれんじ」のアカウントでだいたい2日に1回の頻度で更新をしています。しまじろうに関連する情報や、こどもの育児に関する情報などがメインで2021年11月現在ではフォローが36,575人。イベントやほかコンテンツにさらりと誘導する流れが見事です。

 事例をあげるときりがないくらいたくさんあるのですが、フェイスブックページには予約や問い合わせがしやすい仕組みが用意されているので、幅広い業界で活用しやすいのが強みです。飲食店や美容院などであれば、ぐるなびやホットペッパーのように手数料がとられるシステムよりも、コストパフォーマンスがよくホームページ代わりとしても十分に使えます。僕は昔、美容師でしたが、ホットペッパービューティとか見ているとたしかに便利な半面、手数料がとられるし価格競争に巻き込まれるし本当に大変です。結局僕は店を潰しましたが、コストを掛けずに運営できるSNSをちゃんと育てておけよって、当時の自分に言いたいですね(苦笑)

 そのほか、ビジネスマンのユーザーが多いため、起業家むけのコンテンツの大半とも相性がよく、BtoB向けの展開も十分可能です。特にフェイスブックは海外にユーザーが多いため、外国のお客様にもアプローチできるビジネスならやらない手はありません。というか、ホントこの後お話する手法をちゃんと実践してもらえれば、無料でも効果が出せるので、やらないのはもったいないですよ。

課題1自分のフェイスブックの現状を知ろう

今回の課題では、自分の現状を知るための第一歩として

Facebookでの友だち数
現在のFacebookでの友だちの職業3つ

をチェックしてみましょう。

問題1

すでにFacebookをやっている人は、自分の現在の友達数を調べてみましょう。

問題2

すでにFacebookをやっている人は、よくやり取りしている人がどんな職業の人かを3人分挙げてみましょう。

 Facebookでよくやり取りしている人がどんな職業の人かによって、あなたのFacebookアカウントの属性が分かります。その属性をもとに集客を始めるのか、お客さんの層に合わせて友だち数を増やしていくのか、検討していきましょう!

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