NLPとは?従来のコーチングとは異なる導き方の違い

コーチング

さまざまなビジネスシーンで「コーチング」が注目されています。

コーチングによって上司と部下の関係改善が行われたり、チームのパフォーマンスを改善したり、今までの「コーチング」はどちらかといえばスピリチュアルな業界で認知されてきたような側面がありますが、多様性が求められ、働き方改革が進む世の中、コーチングによる効果がビジネスシーンで注目を浴びています。

今回はコーチングの中でも、NLPコーチングと呼ばれる手法について解説していきます。

コーチングとNLPの違いについて分かりやすくまとめています。コーチングが従来的な手法なら、NLPは心理学や言語学といった学術理論が下支えとなったよりモダン(現代的)なコーチング手法といえます。どちらも言語を活用して能力開発を行います。

そもそもコーチングとは何か?

コーチという言葉は、もともと「馬車」を意味していました。

コーチと言う言葉は「大切な人を行きたいところに連れて行く」という意味を持っていました。

ブランド品でCOACH(コーチ)がありますが、全く同じ意味で、その証にシンボルが馬です。

コーチはやがて、「誰かの目標達成を手助けする」という意味に変化して現在に至ります。

コーチとはコーチングサービスを提供する人のことです。

コーチング自体は、「教える」「アドバイス」といったことは行いません。

コーチングを受ける人に問いかけを繰り返すことによって、相手の中から選択肢や新たな考え方の視点を引き出していきます。

コーチは相談者を先導したり、何かを強制することはありません。

コーチの豊富な知見と深い洞察力で、相談者自身ですら気づけなかった視点や考え方、アクションの選択肢、やる気といったものを引き出していきます。

人間の可能性をも広げる効果が得られるコーチングは、現在のビジネスシーンにおいても重要な役割になってきており、近年のマネジメント研修でもコーチングの考え方が盛んに取り上げられています。

NLPコーチング手法とは?

NLPコーチングのNLPは、Neuro-Linguistic Programming:神経言語プログラミングという学術用語の略語です。

1970年代にアメリカ・カリフォルニア州のサンタクルーズ大学で開発が始まった、優れたコミュニケーターの研究・分析に基づく優れたコミュニケーションスキルの体系のことを指し、当時大学の言語学教授であったジョン・グリンダー氏と、弟子のリチャード・バンドラー氏が開発したものです。

NLPは人間の「才能」面に着目し、主にセラピー分野で才能を発揮した人々を対象に研究が行われ、理論が作られていきました。

理論の下支えがあるコーチング手法

“NLPコーチング”は、従来のコーチング手法に、さらに心理学や言語学とを組み合わせて、心の深層に働きかけるコーチングプログラムに進化させたのです。

NLPコーチングを行うことにより、従来のコーチングでは引き出すのが難しかった自己変革や他者支援といった部分を効果的に引き出せるようになります。

NLPコーチングは、従来のコーチング手法にありがちだった、コーチ自身の明文化されない経験則の部分を、心理学と言語学などの理論でサポートすることにより、精度の高いコーチングを行えるようになります。

カウンセラーなどが注目しているNLPコーチング

NLPコーチングは、心理学と言語学といった学術的な理論を取り入れた、いわばモダンなコーチング手法です。

学術的要素があるゆえに、コーチングやカウンセリングを学ばれた人が、さらにスキルを強化するための1つとしてNLPコーチングを習得するというケースも出てきています。

NLPコーチングは深層心理にも働きかける

従来のコーチング手法では、問いかけを繰り返すことによってコーチングを受けるクライアントから考えや答えを引き出すのが主でした。

いわば脳で理解できる「言語」を駆使していたものです。

NLPコーチングはここからさに前進させ、言語による思考、感情、行動の影響にまで注意が払われており、言葉がもたらす深層心理の影響も利用しています。

従来のコーチング手法で得られていた、言葉のやり取りによる思考の変化、気付きといったメリットそのままに、さらに本人ですら認知し得ない部分にまでアプローチが行なえますので、非常に高いコーチング効果得られるとされています。

NLPコーチングはこんな人におすすめ

前述したとおり、コーチングやカウンセリングを学ばれた方はもちろん、以下のケースに当てはまる方にもNLPコーチングの習得がおすすめです。

  • 人間の能力開発に携わりたい
  • 特定分野の講師として活躍したい
  • 組織のパフォーマンスを新しいソリューションで改善させてみたい(人事、上司といった立場の方)

コーチングとNLPの違い

コーチングもNLPも、どちらもコーチングを受けるクライアントの能力や気づき、新たな視点や選択肢を引き出すという点では同じです。

しかし、細かく見ていくとコーチングとNLPとではアプローチが異なっています。

比較対象コーチングNLPコーチング
成り立ち目標達成が主著名なセラピスト達が扱う言語を研究し理論が作られた。これらの理論がどの分野でも応用できることから、コーチング手法として発展した。
応用範囲ポジティブな領域が主NLPはセラピーというネガティブ(トラウマ)領域からポジティブに転換させる分野で発展したため、広い適用範囲を持っている。
方向性言葉による思考(左脳派)言葉がもたらす「感覚」といった部分が重視。心理的な領域にまで注意が払われている。
コミュニケーションフローある程度の「流れ」という型が存在する柔軟性重視で、「流れ」の型は存在しない
コーチングとNLPの違い

まとめ

コーチングは、言葉がもたらす影響力を巧みに利用して本人の能力開発を行います。

NLPは生い立ちこそ異なるものの、言葉を通して人間の持つ悩みや不安といったネガティブ要素を克服させてきた、セラピストの知見が理論的にまとめられた現代的なコーチング手法とみることができます。

いずれも、スポーツ、ビジネスなどあらゆるシーンで能力開発を行うために注目されているものです。

どちらが優れていて、優れていない…という話ではなく、コーチング手法にもいくつかの手法が存在していることを知って、それぞれの特徴を把握しておき、良いと思ったものは取り入れる…そんな柔軟な姿勢が大切でしょう。

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