6-2オンライン講座を作成するときにスクリプトが必要な理由とは

 こんにちは、みょうじんです。今回の記事は、オンライン講座を作成するときにはスクリプトが必要な理由を解説していきます。

 皆様は、Udemyで学ぼうとしている受講生はまず何を求めていると思いますか?

 皆様も受講生の立場になって考えてみてください。もちろん講義の内容は大事ですが、いくら素晴らしい内容でも伝わらなければ意味がありません。受講生は、講師にはっきりと簡潔に分かりやすい話し方を求めています。

 講師の話し方が悪ければ、受講生は途中で離脱する可能性が高くなります。Udemyでは、受講生に大きなプラスの効果を得られる学習体験を提供するために、話し方にも品質基準が設けられています。

 今回の記事では、実際にUdemyで講師している当社の経験をもとに、スクリプトの必要性を解説していきますので、参考にしてください。

当社のオンライン講座の作り方

 オンライン講座をやるなら、スクリプトは必須です。スクリプトとは台本のことです。当社では、外注でスクリプトの作成をお願いしています。ライターさんが書いてくれたスクリプトに自分のエピソードを入れながら、決めたテーマに沿って講義しています。

 オンライン講座を撮影するときは、プロンプトアプリという文字が流れるアプリをスマホに入れて、カメラの前、自分の目の前に置いてスクリプトどおりに話しています。

プロンプトとは

 プロンプトとは、英語で複数の意味がありますが、撮影で使われる場合は俳優やキャスターに次のセリフを教えることをいいます。テレビ収録などで見かける紙に書いたカンペや、ライブで歌詞をモニターに流すこともプロンプトです。

テレプロンプターとは

 参照:https://amzn.to/3fVPL0a

 テレプロンプターとは、演者がセリフを間違わないように防ぎ、カメラ目線のまま台本を読める撮影機材です。テレビ放送では、アナウンサーやキャスターには必須の機材で、ユーチューバーで使用している人も多くいます。

 テレビ放送で使用されるテレプロンプターはプロ用の高額な機材ですが、ネット配信向けでスマホでも使用できるテレプロンプターは、Amazonで6000円くらいから購入できます。

 テレプロンプターは、スマホなどにスクリプトを表示させるアプリが必要です。スマホなどに表示された文字をミラーに反射させることで、カメラ目線でスクリプトを読みながら話すことができます。アプリは、無料で使用できるものもありますが、日本語に対応しているものを選びましょう。

スクリプトが必要な理由

 オンライン講座を作成するにはスクリプトが必要ですが、なぜスクリプトが必要なのか解説していきます。

話がまとまらない

 スクリプトがないと話がまとまらなくなります。対面の講義ならば、話が脱線しても受講生とコミュニケーションを取りながら話を元に戻して先に進めますが、オンライン講座では受講生が画面を通して学ぶため、話がまとまっていないと途中で聞くのが嫌になり離脱してしまいます。

 オンライン講座では、スクリプトを準備して伝えたいことを簡潔に、そして重要な内容を確実に伝えることが大事です。

言葉のひげが入る

 スクリプトがなければ、「えー」とか「あー」という言葉のひげが入ってしまいます。言葉のひげは、話の内容とはまったく関係なく意味のない言葉ですが、意外に聞いている人の耳に残ってしまい、話の内容が分かりにくくなります。

 僕の経験から言うと、高校時代の世界史の先生が話すときに必ず「えー」と付ける人でしたが、その授業は全然耳に入りませんでした。言葉のひげが多すぎると、そっちに意識がいってしまって中身が入ってこなくなるのです。

 話す内容がちゃんと決まっていれば、「えー」とか「あー」というのは出てこないはずです。慣れていないと言葉のひげが入ってしまうので、スクリプトは絶対に必要です。

 Udemyの話し方の品質基準では、言葉のひげが入ってしまったら全部カットするように記載があります。スクリプトを準備して、事前に練習することをすすめています。

話が長くなってしまう

 Udemyでは、1つあたりの時間を短めにして細かくパート分けした方がいい傾向にありますが、スクリプトなしで話すと長くなってしまいます。

 受講者は、なるべく短い時間で多くの学びを得たいと思っています。また、あまり話が長いと受講者の集中力が切れてしまうため、1つのレクチャーを2分以内から5分以内にしましょう。どうしても長くしなくてはいけない場合でも、10分以内にまとめます。

編集が大変になる

 スクリプトがなければ、言い淀みや言い間違いが増え、収録のやり直しやたくさんカットしなければいけなくなり、編集作業が大変になります。

 また、外注や別の人に編集作業を依頼する場合にスクリプトがなければ、どこからどこまでをカットすれば良いのか分からず、編集しづらくなります。

2次利用できる

 スクリプトを作成していれば、2次利用ができます。Twitter・instagram・ブログ・YouTube・ポッドキャストなどに流用することが可能です。

オンライン講座を作成するにはスクリプトを用意しよう

 今回の記事は以上です。

 オンライン講座を作成するには、スクリプトは必須です。Udemyでは機材の品質だけではなく、話し方の品質にも審査基準があります。受講生の気が散る原因になる、話のひげ、言い間違い、話の脱線などはすべてカットしなければなりません。

 スクリプトを用意して、教える内容を簡潔に分かりやすく受講生に伝わるようにしていきましょう。

 それでは次回の記事でお会いしましょう。

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