4-8ココナラの公開依頼で受注されやすい提案方法

 こんにちは、みょうじんです。今回の記事は、ココナラの公開以来で依頼者に選んでもらいやすい提案方法を解説します。

 皆様の中には、相手が自分の話をまったく聞かずに自分の話ばかりされて、うんざりした経験がある人も多いと思います。普段の人間関係だけではなく、ビジネスでも会話のキャッチボールは非常に大事です。

 ココナラの公開依頼では、お客さまの依頼に対して提案が10件以上になることは、よくあることです。受注するには、お客さまとのやり取りが重要なポイントになります。

 今回の記事では、当社が実際にココナラで公開依頼したことを例にして解説していきますので、公開依頼から仕事を受注しようと考えている人は、是非参考にしてください。

公開依頼を出した参考例

 当社では、社員がSNS等で使用するアニメ系アイコンを作成してほしいということで、依頼を出したことがあります。この依頼の件を参考例として解説していきます。

依頼条件

 依頼条件で重要だったポイントは、社員の声にマッチしているアイコンを描ける人でした。購入後に社員の声を送り、声がマッチするアニメ系のアイコンを書いてほしかったのです。

 あえて、顔を送らずに声だけで送っています。顔と声の両方を送ってしまうと、声よりも顔のほうを想像してしまうからです。

 出品者さんで、社員が気に入っている絵を描く人がいたのですが、満枠で依頼できなかったことと、制作権がもらえないということがネックでした。しかし、これに近いものを求めていたので、参考URLとして載せました。

 声から想像してほしいということは何回も言っていて、購入後に社員の声を送るので、送ってほしいセリフを教えてください、ということと、提案する際はアニメ系のポートフォリオをくださいということも書きました。

提案を断る理由

 当社が、公開依頼を出して提案をいただいたのが20件以上ありました。この中から、最終的に1人にお願いしますが、他の人達の提案を断った理由を解説していきます。

①質問に答えていない

 依頼条件である、送ってほしいセリフが書いてない人です。提案文は、30分以上かけて作られたように丁寧に書かれているのですが、自分の紹介、実績、過去作品についてだけ書かれています。

 依頼者が要望していないことはたくさん書かれているのですが、依頼者の質問や要望に対しての答えが書いてありません。

 アイコンを見る限り、絵も上手そうでLINEスタンプも出していて、6年以上の経歴もあります。しかし、聞かれた質問に対して答えていないため、会話のキャッチボールができない人と判断して見送りました。

②自分の話しかしてこない

 先ほどの人よりも、依頼者の質問や要望に対しての答えがない人です。送ってほしいセリフがないだけではなく、ポートフォリオさえありません。

 提案者の要望で『5000円で引き受けたいのですが、値段は応相談させていただきます』と書かれていますが、当社は値段に関する質問はしていないし、答えを求めていません。

 自分の話しかされていないので、判断することもできず見送りました。

③ポートフォリオが多過ぎる

 次の人も依頼条件である、送ってほしいセリフが書いてない人ですが、アニメ系のポートフォリオはあります。しかし、ポートフォリオが18ページもあり多過ぎて、どれを見ていいのか分からず、全部目を通すこともできません。

 自分の作品を全部見せないと不安になる気持ちも分かります。けれども、依頼者の要望に合わせた絵を2〜3枚だけ見せたほうが、依頼者が判断しやすくなります。

 占い師さんだと、私はこの占術もこの占術もできますよ、って言っているようなもので、お客さまがどれを選べば良いのか分からなくなってしまいます。

④こちらの条件に合わせていない

 次の人は『声を元に制作ということで』と言っていますが、送ってほしいセリフがなく、ポートフォリオはある人です。

 制作の流れや納期についての説明がありますが、依頼者が求めているわけではなく、提案者の都合を書いてあるだけです。依頼者の条件に合わせはしないけれども、自分の条件に合わせてくれと言ってるように感じてしまいます。

⑤すごいと思われたいだけ

 次の人は、送ってほしいセリフがなくポートフォリオはありませんが、リンクとTwitterのユーザー名が書かれています。

 リンクとTwitterのユーザー名は、人によっては親切に感じるかも知れませんが、実はお客さまに対して、ここに来てもらっていいですか、と言っていることと同じですので不親切です。

 一応、リンク先とTwitterの画像も見に行くことにして、いいねをたくさん押してもらっているのも確認しました。

 しかし、ポートフォリオではなくTwitterを見せるということは、こんなにいいねをもらっていてすごいでしょ、と言いたいだけだと感じてしまいます。もし違うとしたら、すごいと思われたいだけの人だと

 勘違いされてしまうということを知っておきましょう。

依頼内容を再確認する

 あまりにも依頼に沿っていない提案が多いため、当社の依頼の書き方が悪いかと思い再確認することにしました。

 外注するときは、なるべく丁寧に伝えることが基本です。相手が理解できない場合は、相手が悪いと思うのではなく、自分の説明の伝え方が悪いと疑ってみることが大事です。

 お客さまに商品を買ってもらうときも、マーケティング用語でCTAと言いますが、買ってくださいとはっきり伝えてお客さまの背中を押すことが大事です。

 当社は、ココナラで販売側にもお客さま側にもなっていて、どちらの立場の気持ちも分かるので『必ず提案に掲載してほしい内容』を追記することにしました。

提案採用理由

 提案を採用した人は、レギュラーランクで実績が4件しかなく、提案分もきれいな作り方ではありませんでした。プラチナで239件の人もいましたが、なぜこの人を採用したのでしょうか。

 採用した理由の一つ目は、送ってもらいたいセリフを丁寧に書いてくれたことです。依頼者が求めているのはここだろうと、ちゃんと分かってくれていた人でした。

 二つ目の理由は、参考URLを見てくれていて同じ様な感じで書いてくれることを了承してくれていたことです。

 三つ目の理由は、締め切りはこちらに合わせると言ってくれたり、完成後もできる限り修正に対応してくれると言ってくれたりするなど、お客さまファーストの対応です。

 他にも、余計な情報がなくポートフォリオも1枚のみと簡潔で分かりやすかったことや、謙虚で依頼者に対して親身になって作成してくれそうなところでした。

 実際、4つ描いてくれました。求めていないけれども、4倍のものを作ってくれるという期待以上のものを作ってくれ、最後までお客さまファーストの人でした。

公開依頼は実績だけではない

 公開依頼の場合は、実績だけではありません。レギュラーでも、お客さんの要望にさえ合っていれば勝てます。

 自分から選びに行く場合はレビュー次第になりやすいですが、公開依頼の場合はちょっと違います。公開依頼で大事なのは、お客さまファーストであることと、相手の要望をくみ取るということです。

 実績ゼロの状態で実績を積みたい場合、公開依頼は結構良いのですが、占いに関してはトラブルが起きやすいので、占い師さんは他のアプローチ方法も考えましょう。

公開依頼はお客さまファーストで考えよう

 今回の記事は以上です。

 公開依頼では、自分のことよりもお客さまファーストで考えることが大事です。ココナラだけではなく、オンラインでもオフラインでもビジネス全般でお客さまに提案する場合は、自分の話をするばかりではなく、お客さまの話をよく聞いて考えましょう。

 それでは次回の記事でお会いしましょう。

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