3-5商品やサービスを10個以上出しながらスキルを身に付ける

 こんにちは、みょうじんです。今回の記事は、スキルを身に付けてから商品やサービスを出すのではなく、商品やサービスを出しながらスキルを身に付けたほうが良いということを解説します。

 皆様の中で、勉強や仕事やゲームで、最初のうちはほとんどできなかったことが、数を重ねていくうちにスキルが身に付き、できるようになったという体験をしたことのある人は多いのではないでしょうか。

 実際に行動しているからこそスキルが身に付いてきたのであって、スキルを身に付けてから始めようと思っていると、いつまでもビジネスが始められません。

 今回の記事では、僕の経験も踏まえて解説していきますので、皆様も参考にしながらスキルを身に付けていきましょう。

量より質?それとも質より量?

 僕は以前、メディアを作ろうとしたときに記事を上げようとして、何もない状況からとにかく10個出してみようと思っていました。しかし、当時一緒に作ろうとしてた人から、そんな適当な記事を出すのではなくて、まず一個ずつ質を上げて出そうと言われました。

 しかし、最初は誰もスキルが身に付いていないので、いきなり質が高い記事を書けるわけではありません。しかも、自分で質が高い記事を作ったことがないので、記事の質が高いのか、低いのかもよく分からないのです。

 まずは、量をこなしていくことでスキルが身に付き、質の高い記事が作れるようになっていきます。

その瞬間の最高地点をお客さまに届ける

 僕には、「その瞬間の最高地点をお客さまに届ける」という信念があります。

 期間が間延びしてしまうと、新しい知識によって方針や価値観がどんどん変わり、言うことが変わってしまうことってありますよね。

 そうなると、言いたいことややりたいことが、1つのパッケージングで変わってしまいます。その瞬間の最高地点をお客さまに届けるためには、一気に短期間でやるしかありません。

量をこなしながら最高地点を届ける

 作り込みすぎていつまでも出せないと、そもそもお客さまに出していないからスキルも上がらない、自己満足になってしまう可能性があります。だからこそ、量をこなすことを前提として、その上で最高地点を届けることを目指します。

 当社がUdemyで作った商品も、自信作だと思った商品が外れて、これはちょっと初心者向けすぎると思っていた商品で受講者さんが増えている場合があります。

 スキルが上がっているのか、お客さんが求めている商品なのか、出してみないと分からないところがあり、何年もやってきていますが、いまだに反省することが多いです。

 まずは、その瞬間の最高地点をお客さまに出しながら、量をこなしていきスキルアップしていきましょう。

最高地点とは100%のことではない

 最高地点をお客さまに届けると言うと、100%でなければ出してはいけないんじゃないかと思ってしまう人もいると思いますが違います。

 商品やサービスの完成度を100%にするのではなく、作るときの意識を100%以上の最高地点にしようということです。

伝えたいこと・求められることは120%

 かなり概念的な話で難しいのですが、作っているときは120%の意識を持ちます。伝えたいことは限界以上の120%を出す気持ちで、今持っている物の最高の瞬間をパッケージしてお客さんの元に届けようという意識を持ちましょうということです。

 のちに、120パーセント出したけれども、もっとできたという思いがどの商品に対しても出てくるかも知れませんが、その時点では最高を出しています。後はお客さんに出してみないと分からない部分があります。

完成度は40%

 作っているときの意識は120パーセントですが、完成度で言ったら40パーセントでかまいません。大事な芯は作るけど、デザインなどは妥協して後に回すなど、本質と違う部分を求めすぎてしまうと終わりがなくきりがありません。

 お客さんが求めているのは中身です。パッケージングは大事ですので、外注して全力できれいな物を作ってもいいのですが、本質はそこではありません。

 残りの60パーセントに関しては、オンライン講座だったら、入ってきてもらった受講生さんのフィードバックを経て完成品を目指していきます。

 40パーセントっていうのは本人の満足度です。自分の満足度が100パーセントっていうのは本当に自己満足でしかありえません。

Appleやアメリカの企業の場合

 ここからは、分かりやすくAppleを例にしてアメリカ企業の商品の出し方を解説していきます。

 Appleが、例えば10月31日にiPhoneを発売すると最初に決めたとします。その段階でもちろん100パーセント、120パーセント頑張って作るけど、もしバグが見つかったとしても、10月31日が発売日ですから絶対そこに合わせます。

 その後11月、12月でお客さんからバグのフィードバックをもらい、iOS2、3、4とソフトウェアのアップデートをしていきます。

 日本の場合は、発売日を10月31日と決めてもなかなか出さずに、まだうまくいっていない、バグがある、完璧にしないと、って言って、クリスマスや大みそかに出したりします。

 その時点の到達地点は、もう出していて、既にお客さまからのフィードバックを経てバグを修正している段階なので、アメリカの会社のほうがはるかに質が高いです。日本の場合は、3カ月でやっとバグを修正して出したとしても、そこからさらにエラーが見つかります。

出す過程でスキルが身に付く

 実際にやってみてもらわなければ分からないと思いますが、出す過程でフィードバックを受けて改善していくと、スキルが身に付いていきます。

 1つのプラットフォームで商品やサービスを10個出していく過程で、コンテンツを作る力や文章を書く力、フィードバックを経てお客さまに対応する力やスキルが身に付くので、是非やってみましょう。

 そのうちに本質的な概念を見る力も付いてきます。決めるのはお客さまなので、怖がらずにとにかく出して、お客さまに評価してもらったほうがいいです。

商品やサービスを出しながらスキルを身に付けよう

 今回の記事は以上です。

 最初は、スキルが身に付いていないので、量をこなしながらスキルを身に付けていきましょう。作り込みすぎてしまうと、お客さまに出していないので自己満足だけの商品やサービスになる可能性が高くなります。

 商品やサービスを出しながら、お客さまのフィードバックを受けて改善していくことでスキルが身に付きますので、とにかくその瞬間の最高地点で、商品やサービスを1つのプラットフォームで10個以上出していきましょう。

 それでは次回の記事でお会いしましょう。

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