7-5見込み客を減らそう!?売れる商品・サービスにするために必要なこととは

 こんにちは、みょうじんです。今回の記事は、売れる商品・サービスにするためには見込み客をあえて減らすことが必要だということを解説します。

 皆様の中には、商品・サービスを売ってたくさん利益を出すためには、お客さまを増やし続けていかなければいけないと思っている人もいるかも知れません。しかし、大企業なら可能ですが個人や小規模の企業では、お客さまがあまり増えても対応できません。

 実際の店舗を1人だけで商品を売るという場面でも、あまりお客さまがたくさん来られても対応できずに、クレームも増え、クレームに対応しているだけで時間を取られてしまい、本当に購入したいと思って来店したお客さままで逃がしてしまう可能性もあります。

 お客さまが増え続けることが、良いことだとは限らないのです。

 今回の記事では、当社の販売経験を基に、売れる商品・サービスにするには見込み客をあえて減らす必要があることを解説していきますので、参考にしてください。

見込み客は絞る必要がある

 お客さまを増やし続けるとなると、どうしてもクレーマーとか、本来の見込み客じゃない人が集まってきてしまいます。私はこういう悩みを持っている人たちに向けて商品を販売していますよ、こういうふうに教えますよ、というのを、ちゃんと言わないといけません。

 ちゃんと伝えることによって、見込み客を絞っていきます。広く曖昧にすると、個人中小レベルのビジネスだと破滅します。

商品・サービスの値段でもふるいにかける

 見込み客に対して、価値観やマインドをある程度深く教育することは絶対必要ですが、それにプラスして値段というのもふるいになります。

 例えばココナラで1000円の商品で100万円を稼ぎたいと思ったら、1000個販売しないといけません。つまり1000人を相手にする必要があります。1万円だったら100個、100人。10万円だったら10個、10人。100万円だったら1個、1人です。

 それぞれの値段で毎月100万円売る場合について解説していきます。

1000円×1000個の場合

 1000個販売するのはめちゃくちゃ大変です。数十万のフォロワーを抱えているインフルエンサーであれば、見込み客が多いわけですから薄利多売でもいけると思いますが、かなり販売するのは大変でしょう。

 1か月だけ1000個販売するならまだしも、毎月1000個販売しなくてはいけないとなると無理です。日本の人口は約1億2000万人ですが、そのうち自分の商品を本当に必要としている人が何万人いるのか、という話です。

 自分の商品を必要とする人が、1年間で12000人いるのかどうか考えてみれば、毎月1000個販売していくのは無理だということが分かると思います。

1万円×100個の場合

 1万円を100個販売することは可能ですが大変です。1万円以上の商品を売ったことがない人にとっては、一つの壁として一度やってみるのもありかも知れませんが、つらい思いをします。

低価格だと難易度が高い

 1000円を1000個、1万円を100個などの低価格で大量に販売するというのは難易度が高くなります。占い師さんの場合は、電話鑑定で1分最低100円だとしても、10000分(6日と22時間40分)やらないといけません。

 低価格で大量に販売する場合は、相当影響力があるとか、リストを持っているとか、ファンがたくさんいるとかじゃないと無理です。

 または、消耗品です。定期的に欲しくなるようなものや食べ物、鬼滅の刃やワンピースみたいに続々と出続ける本やグッズとかならいいと思います。

 一般大衆向けに幅広く集客するビジネスをすることになります。色々な人がいますし、低単価ということでクレームも入りやすくなります。クレームは、値段を上げれば上げるほど割合が減っていきます。

10万円×10個の場合

 10万円×10個の場合は、想像しやすくなります。自分の商品が欲しいという人を10人探してその人だけに売ればいいので、比較的やりやすいと思います。特に規模が大きくない人、中小、個人レベルでやっている人は、これが一番楽だと思います。

 ただ楽とは言っても、1000円を1000個売るのと比べれば楽だと言っているだけで、100万円達成するために毎月10個売るというのは、実際はそんなに簡単ではありません。毎月100万円稼ごうということ自体が大変ですので、勘違いしないように注意してください。

 世の企業塾やセミナーの先生はこの辺くらいから楽と言う人が多いのですが、自分で実際に売ろうとすると意外に大変です。

20万円×5個の場合

 20万円×5個または25万円×4個は、自動化で対応しやすいので意外に簡単です。ある程度の母数を集めていて、ちゃんとファネルができていれば難しくありません。

100万円×1個の場合

 100万円を1個売るのも、自動化でもいけると言っている人もいますが、かなり難しいことです。オンライン通話や説明会を一つ挟まないと100万円の商品を売ることは厳しいでしょう。説明会をするのであれば、10人集められれば1人くらい契約するのは、十分可能な範囲です。

 占い師さんの場合は、相場が高いのでメールのやり取りだけで100万円の商品を売る人もいますので、半自動化くらいなら可能です。

CV率から考える

 当社のスタッフが以前1人で3000円の商品を販売していたことがあったのですが、1人で1か月30人くらいの売り上げで10万円くらいが限度でした。

 次に、5万円の商品を作って販売することにしました。20人の見込み客を集めて、CV率50パーセントで10人が購入してくれて50万円売れ、3000円の商品を売っていた時よりも売り上げも高く楽に販売できました。

 高単価のほうが大人数を相手にしなくていいので、1人の力でも結構いけます。ちなみに、CV率とはコンバージョン率のことで、今回の場合のコンバージョンは商品の購入のことです。つまり、見込み客の何パーセントの人が商品を購入したかを表す数値です。

 100万円×1個のところでも解説しましたが、対面とかオンライン説明会を挟めば、何だかんだ言ってCV率30パーセントくらいはいけるとよく聞きます。対面をやるならそれくらいやらないと、準備やサポートが大変なので、逆に成り立ちません。

見込み客を減らして本当に欲しい人だけに販売しよう

 今回の記事は以上です。

 商品の値段は、低価格にするとたくさん売らなければいけなくなり、個人や小規模の事業者だとかなり大変になります。また、低価格にしてお客さまを集めようとすると、どうしてもクレームが増えていきますので、対応だけでも大変です。

 メールマガジンなどで教育することも重要ですが、値段を上げて見込み客の中でも本当に商品が欲しい人だけに販売していくことも重要ですので、皆様も見込み客を減らしていくことを考えて販売していきましょう。

 それでは次回の記事でお会いしましょう。

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