2020年6月12日、

日経平均株価指数は一時

前日より686円安い21,786円をつけました。

これは2020年6月11日のニューヨーク市場で

NYダウ平均株価指数が

史上4番目の大幅下落となったことが

主な要因です

(※1)

株式市場に対して、私たちはどのように

向かいあっていけばよいのでしょうか？

1.コロナショック以降の米国株式市場の動き

米国株式市場は世界の株式の時価総額のうち

40％を占める最大の株式市場です。

米国市場の動向を示す指標、

NYダウ平均株価指数を追いながら

2020年3月後半以降のの米国株式市場を振り返ります。

NYダウ平均株価指数は

コロナショックにより急落、

2020年3月23日は18,213ドルまで下落しました。

しかし、その後は

4月の失業率が世界恐慌来最悪の14.7％

(※2)

であったにも関わらず、

株価は意外な反発を見せ

2020年6月8日には

27,580ドルにまで回復してきていました。

ところが、その僅か3日後の2020年6月11日、

前日比1,800ドルを超えるという

史上4番目の大幅下落を記録します。

主な要因は

---

• アメリカの中央銀行にあたる
  ＦＲＢ＝連邦準備制度理事会のパウエル議長が
  景気の先行きに慎重な見方を示したこと
• コロナ感染拡大第二波の到来による経済再減速懸念
  の2点と伝えらえています

（※3）

---

このように、コロナショックから現在までの

米国株式市場は

ジェットコースターさながら乱高下してきました。

2.日本株式市場の足元の推移

日本株式市場でも

米国同様2020年5月下旬より

経済活動の再開への期待感から

株価は一本調子の上昇が続いていました。

しかし、NYダウ平均株価指数の下落を受け、

2020年6月11、12日の

東京証券取引所の主要株価指数である、

日経平均株価指数は連続して下落しました。

現在は、緊急事態宣言が解除されたものの、

経済活動は依然として本調子ではありません。

今までの楽観的なムードが一転し、

市場関係者は

「経済を反映した株価の水準を探る局面に

入った可能性もある。当面株価は

不安定な値動きとなるだろう」と予想しています

(※3)

3.株式投資の意義

株式投資の魅力は安い時に購入し、

高い時に売却して得られる差額により、

大きな利益享受が期待されることです。

一方で、購入時より株価が下落し、

思いもよらぬ損失を被る可能性も

同様に持ち合わせています。

このような特性を持つ株式投資は

私たちにとって資産運用の代表的な手段の一つです。

しかし企業側からみると、

株式発行は資金調達の手段の一つです。

株主から調達したお金を効率的に使い、

利益を出していくのが株式会社の経営です。

つまり、

私たちが、ある企業の株式を買うことは、

「間接的に」その企業を応援しているともいえるでしょう。

自宅での勤務、衛生意識の向上、

守るべき自然環境、子どもたちの学習スタイルの変化・・・。

時代が大きく変わろうとしている今、

これから応援したい企業の株式を

そっと購入してみてはいかがでしょうか？

皆さんは、将来　

どのような未来になってほしいと考えていますか？

そしてその鍵を握っていると思われる企業はどこですか？

未来を「予測」することは

専門家でも困難ですが、

未来に「期待」することは私たちにもできます。

応援したい企業の株式をそっと保有して、

未来に期待をする。

激動の今こそ、

株式投資の意義を「静かに再考」するタイミングです。

追伸、アイン代表である荒屋は資産運用として

ウェルスナビを淡々と積み立て続けています。

2017年7月から始めてますが、

この乱高下でも3年続けるとあまり影響がありません。

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